祭果ての花

手鏡に映した
手鏡中映照出的現在
今は昔の面影
是過去的倒影
君を思いながら
思念著你的同時
花を咲かす旅路
踏上讓鮮花盛開的旅路
止まらない時計に
不曾停歇的時鐘內
過ぎ記憶を重ねて
過往的記憶交織重疊
途切れた糸巻く
中途切斷的線纏繞著
指が追憶を描く
指尖輕點描繪出回憶
俯いた
俯身一看
終わり行く祭りの
即將終結的祭典
足元にある
其踪跡
跡形が
就在腳下
思い出が散らばる
在飄零著思念的
風景に
風景之中
懐かしい
將令人懷念的
落ちていた
掉落在地的
小箱を拾い上げて
小匣子再度拾起
中を覗けば
向內一窺究竟
ひらり闇に光る星一つ
黑暗籠罩之中一顆孤星高懸
今も変わらず照らし続けて
如今也持續不變地一直散發著光芒
夜露を弾った
以夕露奏出旋律
輝いた
光輝閃耀的
荊棘も優しく包む
即使是荊棘也將其溫柔包裹
夢の羽根を
在那美夢的盡頭
痛み傷跡さえ愛おしく
就連疼痛與傷痕也小心愛惜
決めこと
珍藏隱秘之事的房間也
永遠を感じた
能夠感受到永恆
幼い所が
兒時曾到達之處
悲しみが降り
蒙上淡淡的哀愁
私はここで眠る
我就於此安然沉眠
幻に囁く君は何処にいますか
在幻境中囈語的你如今究竟身處何方？
行き先湛えても
就算行途前方充滿阻礙
同じ空を見ています
我們也能仰望同一片天空
目覚めれば
醒來的話
ひと時の
片刻的溫暖後
寂しさ殘る
留下的只有寂寞
思い出を聞きすることでしか
能做的只有聆聽回憶而已
癒せない
無法痊癒的
世界は降り止まない雨に溶かして
世界在傾盆暴雨中逐漸消融
ゆらり君に揺れる燈火が
搖曳著向著你搖曳的燈火
尚もささやかな心
以尚且清明的內心
探し始めて
即使開始尋找
屆かない
也已無法傳達
嵐にただ
與風暴中屹然挺立的花朵
私と出會い別れ
（與我） 相遇又別離
挾む約束さえ愛しく
將心中浮現出的約定珍重以待
目印も
那天所作的標記也
花びらに朽ちた
在花叢中枯萎腐朽
幼かな頃に
在年幼之時
憧れ乗せて
滿載著憧憬
愛する君へ屆け
傳達給我親愛的你
遠い消えていた影法師
遠處的身影逐漸消散
今は觸った祭囃子のように
現在就如已然終止的祭神樂那般
あの時二人で
那時二人一同
解いた結び物
解開的緣結
なぞる度に
用這雙手再度描繪
かけた月が満ちる時
夜空中的彎月接近圓滿之時
優しい
溫柔地
背中を押して
推向你的後背
それぞれの道に
在各自的路途中
なれたなかめの
早已熟悉的
花は結び咲くと
鮮花錦簇盛放