introverted reality

ねぇ
燈る光
この揺蕩う世界浮かび
あなたと二人
ねぇ
聞いているの
もうどれほど
この世界に漂ってるの
屆かない夢には
かりそめ慰み
答えを殘さず
時を刻むの
虛ろな空に
終わり見えぬまま
明日を夢見て徬徨い
昨日を忘れたまま
寂しい空に果の見えぬまま
彼方を夢見て旅して
始まりを悔み続ける
ねぇ
散らす光
あなたの言葉の端々
儚い希望
離れていくししと
軽くなる體
刻まれる意識
繋ぎ求めてる
虛ろな空に
終わりを望んで
あなたの答えを待ち行け
闇の中を進んで
寂しい空に
果を望んでる
あなたの心を待ち行け
始まりを懐かしい茹でる
春で虛の體に
まだ殘る心
あなたを求めて
この手伸ばすの
虛ろな空に
見えてくる終わり
壊れた私を置き去り
あなただけ立って行くの
寂しい空に
見えてくる果は
あなたに記憶を隠して
私だけとどまり続ける