moving
福山潤
moving 歌詞
送信メール書き溜めるフォルダーを閉じる
段ボールの蓋を開けて入れ忘れのシャツを詰める
『とにかく忙しい毎日に息をつけよ』
せっかく貰った休暇にねえ
引っ越しだなんて
「やっぱり時間の使い方が下手すぎる今日も…」
けたたましく鳴る電話には、懐かしさが
『生きてるかw』って『頑張ってるか? 』って
捲し立てる聲
「何とか如何にか今日まで挫けてもそれも一興さw」
クダラナクテ、たわいが無くって
それで良いのか
気づかされて、聲上げて
嗤い合うよ
『時代がまた変わるんだ』ってお前が言うから
「関係ないって」また突っぱねった
散らかす暇なんてなくて
やってくる日々
積んだままの過去もそのうちに
馴染むんじゃないの
サッシの向こうに見えてる、景色たちは
「前からずっとこんなものさ」って新參者に
肩肘なんて張るもんじゃ無いと教えてくれた
クダラナクテ、たわいが無くって
それで良いのか
気づかなくって、過ぎたって
かまわないよ
『ひとつ時代が終わるんだ』ってテレビが言うけど
相変わらずの、流れに潛った
送信メール書き溜めたフォルダーを開く
持ってきたものは「何も変わらない」と言うから
クダラナクテ、たわいが無くって
それで良いのさ
気づかされて、聲上げて
笑い合うよ
『時代がまた変わるんだ』ってタイミングだけど
半徑5m変わっていたんだ