戀する幽霊
SUKISHA
戀する幽霊 歌詞
目が覚めた時にはもう全て片付いたようだった
黒いスーツのあなたが笑顔の私の寫真の前でただ泣いている
2人で旅行に行った時の幸せなアルバムの筈で
何が何だかわからずに話し掛けてもあなたはちっとも私に気付いてくれない
抱きしめたい手で觸れたい
何度も目の前で叫ぶけど
あなたに私は見えない何も音すら屆かない
不幸な事故だったと聞いたのはしばらくしてからだった
あなたは優しい人だから相手のこともきっと許すんだろうなあ
抱きしめたい手で觸れたい
誰かを憎むことも出來ずにただ哀しく笑うあなたに
何一つ出來ない幽霊
當たり前にもう私抜きで進む日常が通り過ぎてく
終わりなの?
バカみたしな冗談や食ベ過ぎて苦しむあなたの
隣で私も一緒に笑っていたいのに
抱きしめたい手で觸れたい
いつものように頭を撫でて
もう葉わない願いごとでも
あなたのぬくもりを愛しく思うの
抱きしめたい手で觸れたい
あなたに取り憑く幽霊
私は戀する幽霊