これが運命なら
今市隆二
これが運命なら 歌詞
家路をいそぐ人々を
ただ目で追っていたひとりで
夕陽が照らす影が
自分だけ薄くなっていくような
気がして立ちすくんだ
戻れない道
辿る旅に疲れたまま
動けなくても
いいのかなって
つぶやきが虛しくこだまする
ありふれた出會いと別れ
繰り返して
その度癒えるかどうかも分からない
傷を負って
からっぽな胸何で満たせば
この瞳にまた光射し込むの
これが運命ならばどうか教えて
この痛みが
いつか消える時がくるなら
今は覚束ないこの心が
その果てに強く
もっと強くなれるから…
とびら閉めて
変わらない暗い家ため息つく
光がなくても道はわかる
ひとりでベッドの上膝抱えてるよ
戻れない道
心折れそうなくらいに怖くなっても
寂しそうな星たちが
一緒に泣いてくれる
「こんな毎日がずっと続くのなら…」
そんな言葉も意味を持たないことわかってる
誰にも屆かないこの心は
行き場を亡くしたまま
どこにいくの?
これが運命ならばどうか教えて
不確かな希望だけを握りしめ願って
繰り返されるこの心が報われる時が
いつかきっとくるのかな
君に屆けたい聲が
この風に紛れ消え逝く
そう簡単には時も距離も
超えられない戻せない
だから歌うよ
ありふれた出會いと別れ
繰り返して
その度癒えるかどうかも分からない
傷を負って
からっぽな胸何で満たせば
この瞳にまた光射し込むの
これが運命ならばどうか教えて
この痛みが
いつか消える時がくるなら
今は覚束ないこの心が
その果てに強く
もっと強くなれるから…