瑠璃色剎那
iii
瑠璃色剎那 歌詞
蒼鉛の高層(ビル) 瑠璃色硝子
全てが青に見えた
止めどない雨滲んだ視界
夜の帳が下りる剎那
誰にでも平等に雨が落ちゆくならば
蕾は開くはずだと
今身體の奧でまた迸(ほとはし)るもの
でも受け入れられず拒んてしまう
いつか辿り著きたいの
そう悠久の流れはひとつに
今大河となってまた始まる物語(ストーリー)
でも摑みくれずに溺れてしまう
其の手でもう終わらせて
ねえきっと君が居ない世界ならばいらない
相殺された合流地點
夜に塗れて落ちる剎那
翻る風の香り
せせらぎも長い旅で
澱んだり岸に絡められても
いつかうみに辿りつけるはずだと…
雙壁の渓(たー) 立ち込める雲
青い時代は過ぎた
止まらないのは歪んだ願い
夜が本性見せた剎那
゛千人の苦しみ゛が゛ひとりの苦しみ゛とは
違うはずなど無いのに
今重なる軌跡また雫が落ちる
でも思い出せずに失くしてしまう
聲をあげて哭き伏した
そういまならば出來るはずなのに
今ふたつの命また始まる物語(ストーリー)
この脆弱の腕ても摑めると
いつか終わる命でも
そういっそ君と散ってゆけたなら華に為る…
~FIN~