THUNDERBIRD
西川貴教
THUNDERBIRD 歌詞
THUNDERBIRD
編輯:楷寶
月燈りの部屋
心の隅々まで痛くしよう
君の手の中で
一欠けの氷のよう溶けてゆけるなら
波のない街で浮かんだ陽炎に
包まれて行く命はまだ咲いていくから
孤獨な羽根を曝して君だけの
羽ばたきを見せて
まばゆい時を踴り続けよう
力盡きるまでに
飾らない心指輪だらけの指先
探すけれど
ポケットの鍵をいじくるように
誰かの傷に觸って
燃え移りそうに瞬く星たちは
絶えた祈りに熱を放ち
消えてゆくのか
葉わぬ夢を散らして
この胸に響く情熱は
炎を待てず聲もかすかに
亂れもがいているよ
孤獨な羽根を重ねて
生まれては羽ばたく想いを
信じてるなら愛を聞かせて
頬を濡らすまでに
ねえ誰かが囁いてるよ
この夜の扉の向こうで
移ろい揺れる願いの果てに
愛を求めながら