膤割新月抄
koushirou
膤割新月抄 歌詞
降り頻(しき)る雪に染められひとりきり
緩やかに絶える言葉に涙散る
淡い記憶に惑わされ
風の便りに宛てどなく
歩き疲れてふらふらと
迷い訪ね行く
うつらうつらとまた明日
夢の間に間に過ぎる日々を
降り頻る雪に染められひとりきり
色めいた花の香りもかくれんぼ
緩やかに絶える言葉に涙散る
せめて今その名前忘れ得ぬように
するりと抜けて解けて消え
瞬きの間に夜の中
行方知れずの戀のように
求めど返らず
はぐれはぐれて何処行くか
雲の切れ間に問いかけても
鳴り止まぬ冬の足音心寄せ
いつまでもこのままここに在りたいと
細やかな願いさえも今は昔
はらはらと泡沫(うたかた)に揺れた息白く
降り頻る雪に染められひとりきり
緩やかに絶える言葉に涙散る
降り頻る雪に染められひとりきり
色めいた花の香りもかくれんぼ
緩やかに絶える言葉に涙散る
せめて今その名前忘れ得ぬように
鳴り止まぬ冬の足音心寄せ
いつまでもこのままここに在りたいと
細やかな願いさえも今は昔
はらはらと泡沫に揺れた息白く
やがて時の中.. .
解けて流るるは...