大河の一滴

砂に煙る渋谷の駅の女と
與漫天風沙的澀谷站裡的女人
出逢ったバスのロータリー
相遇的巴士環形交叉帶
俺の車線に
從往我行車道上
割り込むバスの窓際から
擠進來的巴士的窗邊
小馬鹿にした微笑投げた
投來了輕蔑的微笑
待ち合わせはいつも駅のホーム
碰面的地方總是在車站的月台
またひとつ山手線が出てく
又一列山手線的車出發了
遅れる女にイラついた目で
沒趕上的女人帶著焦急的目光
悪態のひとつでもツイてやろう
哪怕是一句髒話也要罵出來吧
時の流れは冷酷だよね
時間的流動真是冷酷啊
男は自惚れ女は自由人
男人自以為是女人是自由人
俺との思い出抱いて寢てるかい?
會否怀揣著與我共度的回憶入睡呢？
けれども電話はかかっちゃこない
然而電話一個也沒有打來
身を削りながら生きることも
無論歷盡千辛萬苦地活著
忘れ去られながら老いてゆくのも
還是在遺忘之中漸漸老去
優しい素振りや醜しい癖も
無論優雅的舉止或惡劣的陋習
世間にとっちゃナンの意味もない
對這個世界來說都沒有任何意義
逢わせて咲かせて夢よもう一度
和諧共存打起精神夢啊再一次
渇いた心に命與えて
賜予生命給渴求的心吧
酔わせてイカせて
酩酊大醉渾渾噩噩
ダメよもう二度と
可再也不能有第二次
野暮な躊躇いも今はただ
不知好歹的猶豫現在也
ラケルの橫道に埋めました
全都埋在了RAKERU的人行橫道線中（注：RAKERU為日本著名雞蛋料理連鎖店）
神が宣時代は変わり
神主宰的宣時代已改變
答えは風に吹かれていると
當答案在風中搖搖晃晃
心ブルーにこんがらがって
心就會被憂鬱擾亂思緒
転がる石は女の如く
滾動的石頭被女人追趕著
人波に押され溺れながら
一邊被人潮推擠和掩埋其中
子供らはどんな未來を描くの?
孩子們會描繪出怎樣的未來呢？
黒い瞳の見つめる先に
黑色眼睛注凝望著的那頭
何が待ち受けているのでしょう?
又有什麼在等待著呢？
あの頃夢見た場所はどんなトコ?
那時夢到的地方是什麼樣的地方？
愛しい誰かの腕の中でしょうか?
會在愛著的某個人的臂彎裡嗎？
柔肌重ねて舐る夏の夜
將柔軟的肌膚重疊含在嘴裡的夏夜
初心な恥じらいはぼんやりと
單純的難為開始模糊不清地
暗渠に溶解け出していきました
在陰溝裡慢慢融化
宮益坂下って
走下宮益坂（注：位於東京的澀谷區）
小さな禦嶽神社
小小的御岳神社
ラケルで
在RAKERU
オムレツ
吃了一份
行ったよね
菜肉蛋捲
あったよね
也見了面
そのあとユートピア
在那之後的烏托邦
憶えてる
我還記得
憶えてる
我還記得
憶えてる
我還記得
憶えてる
我還記得
憶えてる
我還記得
逢わせて咲かせて夢よもう一度
和諧共存打起精神夢啊再一次
渇いた心に命與えて
賜予生命給渴求的心吧
酔わせてイカせて
酩酊大醉渾渾噩噩
ダメよそんなこと
可再也不能有第二次
野暮な躊躇いも今はただ
不知好歹的猶豫現在也
深い谷底に消えました
消失在那深深的谷底
大河の一滴になりました
化作了大河裡的一滴水
黒の円熟が薫りました
散發出黑色成熟的香