快楽原理
牧野由依藏合紗恵子安済知佳
快楽原理 歌詞
地獄の底まで
覗きこめ
朽ちて行くな
同胞
死體みたいに
歩く道
ギラギラと
太陽が照りつける
おまえは何時か
名前さえ
分からなく
なるくらい
墮ちてゆく
人は何故生きるのか
生命切リ刻んでも
終わりなき煩悩
抱いて踴れば
無常花
渇きの谷から
攀じ登れ
風の音が木霊して
ご覧我らを
導く快楽は
悲しみを
突っ切っていく原理
恐れるな
震えるな
生きるのだ
天の果てから
下りてくる
宿命の輪廻ごと
引きずって
生まれ仕事を
呪う時
訪れた
身を焦がす
巡り合い
黙れ我らの嘆き
海の藻屑に消えた
魂の殘響
おまえは聴いて
振り向く
地獄の底まで
覗きこめ
朽ちて
行くな同胞
燃えて
その身の涙を
絞るのは
真実か重力か
知るものか
行き先は
血と肉に
問うがいい
地上の穢れも
喜びも
回り回る曼荼羅か
ご覧我らを
導く快楽は
悲しみを突っ切って
いく原理
恐れるな
震えるな
生きるのだ