リトル・トーキョー
小田和正
リトル・トーキョー 歌詞
何も言わないで燈りを消して
月の光だけが君をうつして
開けた窗から街のざわめき
君は僕を見ている
明日吹く風に流されるとしても
今はたゞこの腕の中の君と
眼の前を過ぎてゆく
やわらかな時の流れを信じて生きていたい
君を思い出して窗の外見てる
たそがれも闇に深く沈んで
今日もまたこの都會のいちにちが終わってゆく
デンワから君のきゝなれた聲が
いつになく今日はせつなく聞こえて
二人で見てた夢はこの街にまだあるはず
明日吹く風に流されるとしても
今はたゞこの腕の中の君と
眼の前を過ぎてゆく
やわらかな時の流れを信じて生きていたい
あの店ならきっと今すぐこゝを出れば
君と同じ頃に著けるはず
眠りを知らぬ街がこの愛の行方を見てる
春も夏も秋も冬も君のそばにいるよ
もう哀しい顏しないでこの胸にもたれて
何も言わないで燈りを消して
月の光だけが君をうつして
開けた窗から街のざわめき
君は僕を見ている
明日吹く風に流されるとしても
今はたゞこの腕の中の君と
眼の前を過ぎてゆく
やわらかな時の流れを信じて生きていたい