視線上のアリア
山口百恵
視線上のアリア 歌詞
それはまるで子供達の
しのび笑いのような音楽を
あなたの腕の中で
聞くようになったのはいつから
とても澄んだ高い聲で
楽しそうに誰れかが耳元で
懐かしい童唄くり返しくり返し唄うの
涼しい目もとの熱い人
こうして一緒にいられるのはいつまで
愛と悲しみ紙一重まぶた
だからだから強く強く
もっともっと強く今は愛して
昔聞いた子鳩達の
ふくみ笑いにも似たあのリズム
私の胸の中で
だんだん高まるのはどうして
それはいつか変わりばんこ
幸福と不幸福を鍵盤に弾(はじ)くピアノの音に
変わってしまいそうで怖いわ
やさしい瞳の燃える人
あなたが楽器を奏でるのはいつまで
愛と憎しみ紙一重まぶた
だからだから強く強く
もっともっと強く今は愛して
寂しい目をする好きな人
二人でデュエット唄えるのはいつまで
愛と別れは紙一重まぶた
だからだから強く強く
もっともっと強く今は愛して