名もなき種 歌詞
作詞:いしわたり淳治
作曲:alan & 菊池一仁
木陰のなかきみの寢顏を
夏の風撫でた午後
耳澄ませば聴こえるのは
胸の鼓動蟲の聲
若葉あおく木漏れ日やさしく
泣いているのなぜにきみは
自然でいたい
そう願うのは不自然な生き物だと
気付けないまま
目覚めよいま光浴びゆけ
ただ大地に落ちた菜種のように
芽生えよいま我らはみな
大地に落ちたかよわき種
生まれた意味どこにもないのに
泣いているのなぜにきみは
花をたどり
蜜を運ぶ美しい蜂のように
はたらけないなら
ゆだねよ
歌えよいまよろこびの歌
限りある世界でしあわせ分かち
讃えよいま終わらない夢
命のたすきが途絕えぬように
目覚めよいまともに散りゆく
さだめと知りつつ手を取り合って
目覚めよいま我らはみな
大地に落ちたかよわき種
愛を咲かせる名もなき種