Blues No.8
Azumi
Blues No.8 歌詞
誰かとめて夏をとめて八月の終わりは
低くうなだれたブルースのように胸をしめつける
逢いたくても逢いたくてもとどかないあなたへ
逢えなくてもあきらめたとかそういうことじゃない
だけど戻らないわからない終わらない季節はない
お別れの言葉のひとつも言えなきゃしょうがない
それはまるでジャズのような感情であなたのこと
愛したこと失ったことすべてを隠せずに
八月の終わりにやってきてむらさきの空気を
この體のどこかに染みこませてゆく
あなたのもと急ぐように八月の終わりは
強く身がまえたロックのようにノドをかわかせる
夜が來なきゃ星もまるで輝かないように
この美しい夕日が溶けてなくなってゆくなんて
まだ沈まないとまらないここに置きざりにして
あともう少し少しだけ沈まないで沈まないで
それはまるでジャズのような感情であなたはそう
話したこと愛したことすべてをもらさずに
八月の終わりにやってきてむらさきの空気を
この體のどこかに染みこませてゆく
それはまるでジャズのような感情で
愛したこと失ったことすべてを
八月の終わりにやってきて
この體のどこかに染みこませてゆく