ラジカル男女の唄

此処に今崩れそうな
這裡有首隨時會崩毀似的
「ラジカル男女の唄」
「自由基男女之歌」

女人說「我想跟別人接觸」
女は言う「人戀しい」と
胸中藏著甜美的夢
甘いユメ秘めて
男人說「到我這來」
男は言う「此処へ禦出で」と
暗藏著色欲
色欲隠し
就像輕飄飄的飛落
ひらひら舞い落ちていく
而後堆積的雪
降り積もる雪のように
被染成相同的色彩
同じ色に染められていく
懷抱著相同的心思
同じ気持ちを攜えながら
即使細語愛之歌

也無法迴響於乾涸的男女心中
愛の唄呟いてみても
就像是以孤寂款待對方那般
乾いた男女には響くことなく
隨便找個理由擁抱彼此
寂寞（せきばく）を持て成すように
女人說「還不夠」
何かと理由を付けて抱き合うのでした
聲音中不帶愛意

男人說「沒問題的」
女は言う「物足りない」と
說得煞有介事般
愛の無き聲で
就像是閃耀著
男は言う「大丈夫」と
填滿黑暗縫隙的星星般
マコトシヤカに
將理所當然的閃爍的東西
きらきら闇の隙間
安個名為命運的稱呼
埋める星達のように
兩人冷漠的行為
當たり前に赫（かがよ）うものを
逐出寂寞互相疊合
運命などと名付けたりして
也渴望真正的愛情

卻從沒付諸行動的盛開又枯萎
愛想無き二人の行為は
那對男女的模樣簡直像是自由基的原子般
寂しさ掃き出して重ね合わせて
既不安定
本當の愛も欲しいと
又不完全
願うばかりでただ咲いて萎れて
又貪心

又悲哀
その姿はまるでラジカルな原子のように男女は
編織著轉瞬即逝的戀情
不安定で
現在就在這裡逐漸崩壞
不完全で
兩人一如往常的擁抱沉淪
欲張りで
無論在哪個時代都只滿足身體
哀れな
卻從未註意到空虛的心靈
行きずりの戀をする

此処に今崩れ落ちていく
二人は相変わらず抱いて沈んで
いつの時代（ひ）も身體満たして
心の虛しさは気づかれぬまま