陰陽師・空蟬ノ世
RaJor
陰陽師・空蟬ノ世 歌詞
この世揺らし漣
幾度愁いを數え
今宵燈火の影
心をなぞる
この身は草木の如く
朽ちるべし
幾多闇路を歩きければ
生ける溫もり忘れまじ
花咲くも仮初なりとも
潔く情すべて寄すらむ
靜けし送り火を焚き
遙にて木霊來たりし
ひとり風音聞ゆる
心に染みぬ
今はた嘆きつつとも
思ひ絶えず
幾多闇路を歩きければ
生ける溫もり忘れまじ
花咲くも仮初なりとも
いつか三途の川を渡らば
きっと空蟬諸共に
夢かうつつか惑ひ歩きて
愛しき笑む面影思ひなむ