薫る浮世は夢の如し
君の美術館
薫る浮世は夢の如し 歌詞
花誘う夢の一欠片
花誘引出一點點破碎的夢
摑んで振り捨ててまた摑む
再一次地抓緊被緊緊地抓著過的手白白扔掉的
あまりある彼方への想い
很多很多對遠方的思念
今宵もまた聲が聴こえる
今夜也能夠聽聞到那聲音
《薫る浮世は夢の如し-君の美術館》
《薰芬塵世浮如夢-您的美術館》
山の端に消える鳥に
在山頂消失不見的鳥影
想いを重ね
與思憶重疊起來
川の邊に集う蛍
河川邊聚集起的螢火蟲
眩い影
倒影眩目
風は走る
風便疾馳
雲を散らす
雲也散亂
覚めかけた宵は
初更時分醒來
闇に溶けた
在黑暗中
鴫のように
像砂糖一樣地融化
泣いて啼いて落ちる淚は
哭著啼泣落下來淚
面影を映す鮮やかに
映照出艷美的容顏
知らず知らず読まれぬ文は
不覺間不再讀下去的文章
今もこの心のまにまに
現在也仍在心中
紫に明る星が
明亮的紫星
頓に目を奪り
一瞬間就奪走了目光
手を伸ばすか弱い腕
無力的手腕探出手去
屆かぬ指
指尖卻觸及不到
闇が降りる
暗便落下
月は照らす
月輝普撒
舞い散る花弁
飛舞零落的花瓣
想い遙か
希願著遙遠的
天の先に
天邊
泣いた啼いた彼方の貌
哭著啼泣著
清かに象る胸元に
他的容貌在胸中分明出現
殘る傷をその慰みに
那樣地玩弄著殘留下的傷痕
今宵もまた歌をささやく
今夜依舊歌唱著
光り駆ける
光便奔跑
闇を散らす
暗色消散
咲き誇る花は
盛開著的花中
宿る息吹
寄宿著的氣息
行方を照らす
照引前行的方向
泣いて啼いて落ちる淚は
哭著啼泣落下來淚
面影を映す鮮やかに
映照出艷美的容顏
知らず知らず読まれぬ文は
不覺間不再讀下去的文章
今もこの心の
現在也仍在心中
泣いた啼いた彼方の貌
哭著啼泣著
清かに象る胸元に
他的容貌在胸中分明出現
殘る傷をその慰みに
那樣地玩弄著殘留下的傷痕
今宵もまた歌を
今夜依舊歌唱著
泣いて啼いた流るる水に
哭著啼泣著流逝著的水
夢の浮橋は煌いて
夢中的浮橋閃耀著光輝
曇る瞳に映ったのは
在陰沉的眼中映照出的
凜とした暁のつぼみ
是凜然的晨曉之蕾