神託は無作為概念の中で

歌手 お月さま交響曲 お月さま交響曲

神託は無作為概念の中で 歌詞

「ここは謁見の間?」
“這裡就是覲見室?”
「神様なんてどこにもいねじゃ」
“根本看不到神明大人啊”
禮拝の日、教えられた情報に相違なく
禮拜日,與獲得的情報相符
王の住まう城の警備が驚くほどに手薄だった
王所居住的城堡裡守衛數量驚人的少
見張りの目を縫うように二人は城へと足を踏み入れる
穿過守衛的視線,二人進入了城堡
辿り著いた最奧の部屋
抵達最深處的房間
重い扉の先広がるものは
厚重大門的後面展現的是
響く一定の電子音
不斷響起電子音
ただ薄暗い無機質な空間
灰暗的無機空間
見渡す先に神の姿は無く
放眼望去既看不到神的身影
求める者も見當たらない
也看不到所尋之人
けれどここに何かが隠されている
但這裡一定藏著什麼
そんな確信が脳裏を支配した
這樣的想法在腦海里扎根
暴くなこれ以上は觸れてはならぬ神域だ
不要再探究了這之後是不應接觸的神域
本能が拒絶しているその先に待つ何かを
本能在不斷的抵觸在這前方所等待的事物
今すぐ逃げ出したくなる身體の震えが止まない
想馬上逃離身體止不住的顫抖
それでも後には引けない真相を摑むまでは
就算如此也不能後退直到找到真相為止
Quo vadis, domine?
主呀,你到哪裡去?
Verum est quod pro salute fit mendacium.
為安全而撒下的謊言乃真實。
Deo duce,non errabis.
神的引導,無有謬誤。
「行けないな、誰の許可を取ってここに足を踏み入れたんだい?」
“這可不行啊,你們踏入此地有取得誰的許可嗎?”
「ひぇ!」
“噫!”
「なんで……ここに?!」
“為什麼……會出現在這裡?!”
「今日が何の日が分からない?」
“不知道今天是什麼日子嗎?”
「週に一度の禮拝こそがここに生きる者の義務だとそう言ったよね」
“每週一次的禮拜是生活在這裡的人的義務,我有這麼說過吧”
暗い部屋に差し込む光
伴隨突然射進房間的光芒
不意に聞こえた聲振り向いた先
及突然響起的聲音,回頭看到的是
変わらぬ優しい表情で
帶著一如既往溫柔表情的王
靜かに王は二人へ問いかける
不急不慢地向著兩人發出質問
斷りもなくこの部屋へ立ち入り
不打一聲招呼就擅自進入這個房間
一體何を企むのか
究竟有何企圖
何より神聖なこの地脅かす
威脅到這至聖之地
その行いこそ忌むべき涜神だ
此種行為正是最可忌的瀆神
Quo vadis,domine?
主呀,你到哪裡去?
傅け目前のお方こそ此処を護る者
跪服吧眼前的這位既是此處的守護者
民を幸福へと導く尊き救世主
引導人民走向幸福的尊貴救世主
崇高な神を穢した計り知れぬ罪の重さ
玷污崇高的神明無法計量的重罪
追放を恐れるならば免罪を懇願せよ
若害怕被放逐就懇求恕罪吧
「神様、これが?」
“神,就是這東西?”
ノアの崇めるものそれはただ數字の羅列を吐き出すだけの巨大の物體
Noah所尊崇之物,不過是單純冒出數字串的巨大物體
時折聞こえる異音は人の発するものとはほど遠く
時不時能聽見的異音絕不是人所能發出的
「何が神様だよ!こんなのただの機械じゃねか?まさか、本當にこんなもんが神だと思ってのかいよ、ノア!」
“什麼神啊!這不就是機械嗎?難道說你真的認為這就是神,Noah! ”
「ノア? ノア様……だろう?この素晴らしさを理解できないとは君たちの洗禮すらも受けていないのか?」
“Noah?Noah大人,才對吧?無法理解這份美妙,也就是說你們連洗禮都還沒有接受?”
「967番、1000番、これは神への冒涜と見ていいね」
“967號,1000號,我可以把這看成是對神的褻瀆麼”
「あ、違う!違います!私たちはただ友人を、モモを探していて」
“啊,不!不是!我們只是在找朋友,找momo”
「モモ?ああ~100番のことか?彼女ならほら、そこにいるじゃないか」
“momo?啊啊,是說100號啊,她的話,不就在那麼”
「誰よりも美しい心の持ち主、神にこそ相応しいはずだ」
“擁有著比任何人都美麗的心靈的她,正是和神相稱的存在”
指差された暗闇愛しき姿を求めて
在被指向的黑暗中探尋著所愛的身影
目を凝らした先に映るのは
凝固住的雙眼中所映照出的是
液體に浮かぶ人造物
浮在液體中的人造物
未だ不完全な神の'依代'
尚不完整的神之容器
猟奇的なそれは吐き気を催すほどに
無比獵奇,催人作嘔
「あ……ああ……そんな」
“啊……啊啊……怎麼會”
「なんだよ、これ?」
“什麼啊,這是?”
「モモ……モモ……! 嫌……嫌―――――ッ!!」
“momo……momo……!不,不要!!”
歪んだ王の神への信仰その成れの果てが
扭曲的王對神的信仰這悲慘的下場
彼女であるはずがないとただ虛ろに繰り返す
不該由她來承擔——呆滯地不斷重複著念叨
虛妄だあんなモノの為ここまで來たわけじゃない
都是假的,我才不是為那種玩意來這的
失望と憤慨憎悪全て叫喚となる
失望、憤慨、憎惡,全部化作尖叫
心のどこかで知らず感じた微々たる優越
從心中某處感受到微弱優越感的受寵愛者
寵愛受けし者に待つ幸福溢れる未來
等待其的幸福未來
全てが脆く砕かれて広がる現実に伏せる
全部都脆弱地碎裂,屈服於現實
神に意志など無いのだと全ては無作為の中—…
若神沒有意志,一切都在隨機之中—…
「これまでに犯した幾つもの罪、その重さを決めるのは僕ではない」
“你們至今犯下的數宗罪行,決定其嚴重程度的不是我”
「君たちの行いが楽園追放に値するか否か、さぁ、神様に聞いてみようよ」
“你們的行為是否值得被放逐,來吧,讓我們問問神明怎麼說”
それは神の意志とは名ばかりの段々セレクト、時には人の生死すらも
這是名為神的意志的一條條選擇,視情況連人的生死也能決定

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