あらたなつづき
初音ミクふわりP
あらたなつづき 歌詞
編曲:ふわりP
とおくでひびいたこえの
かげをみていた
あかちゃけたくもがながれ
だぶついてそらをとんだ
きょうかいせんをのこした
ゆうぐれの
むらさきがかったすきまを
うちつけたかぜにのり
てつのとりがすりぬけてゆく
ほとりからすこしずつ
まるいあかりのけしき
やわらかなまたたきが
きょうのあかしをてらした
ほらみあげてみれば
きんいろにひろがる
そのせかいが
ほほえんでるだろう
ゆうひがねむり
よるがめざめはじめ
よぞらにえがかれた
まちがかがやき
しずけさをかざる
だれかのねがい
くつあとをつきがてらす
とおりぬけたすなぼこり
めのまえを
すこしだけぼかしてみせる
どうろぞいのガードレール
ひとつぶずつ
のみこんでいく
ひとりきりつぶやいた
あのひのぼくはずっと
あのひのままでいまも
ぼくをまちつづけている
ほらひろげたてには
あのときにつかんだ
ひざしの
あたたかさがあるだろう
ながくのびた
こうそうビルをわって
だえんをのこして
ほしがながれてく
みかづきのように
たどってみる
たなびいた
そうげんのそのさきを
くもはおくへおくへと
つづいてゆく
かぜはあしどりをおしあげてく
ほんとうのふうけいは
いまをつくりつづけられる
よろこび
かたちづいたきょうはすべて
きょうにのぞんだことを
こころがうつしだしたもの
ことりたちがひかりにそい
はばたいた
ほらみみをすませば
こんなにたくさんの
いきづかいが
ここにあふれていて
ちいさなきのめが
かおをだしはじめ
おかのうえからのびた
あさひのひかりあびて
まちをぬけた
せかいが
めざめのいろにそまる
さあしんこきゅうして
せのびをしてみよう
まちはきょうも
あさをうたいだす
はなびらは
めいいっぱいひらいて
はじまりのすがたを
よろこんだ
かぜがふいて
せかいはうごきだした
とおくからひびいたこえは
きょうへとつづいてく
ぼくたちのおもいのすべてが
あしたのすがたへと
つづいてゆく
こうしていまがここにはある
ひだまりにじてんしゃの
かげひとつ
はしりぬけてった