きんいろのひ
笹川真生samayuzame
きんいろのひ 歌詞
時は今時代の過渡にある
ありふれた針路(みち)を進むことさえも
街は今や悲劇の都市になる
理解りあえてるか応えは
誰にも判らない
晴れ渡る空に金色の罅
揺れ動く人の間を縫って落ちていく
荒波に呑まれ少し震える日も
大丈夫呼吸を潛んで
経験を當て擦り流れ落ちた血で
死に際の言葉を綴っているだけ
十何歳の時めきも何十回の想い出も
虛しいだけ
落日の弱音を盜もう
新しい身體を手に入れるのだ
才能を疎んだり
愛を羨んだり
ささやかな営みを奔る僕ら
息を吐いた
晴れ渡る側に金色の日々
揺れ動く街燈地を這っていざ去らば
陽の當る窓辺傾く影を
ご覧今満ちていく