明日を遮って
人間合格
明日を遮って 歌詞
遮った手の指の間見えた光が眩しくって
閉じた瞼の裏側のそのずっと奧の方へ行けたらいいのに
起伏の少ない感情は昨日置きっぱなしにした
気の抜けたコーラみたい
長いこと眺めてても少しも変化がないのを
退屈だと言ったら気化してしまう存在
指で指でなぞられた傷の傷の優しい感觸が
今も消えない癒えない
締め切ったカーテンの間差した街燈が示す夜
実った明日から目を逸らす熟れて地に落ちる
ぼやけた畫面の光は答えを映してなかった
意味なんてそもそもないこと気付いてたよねもうとっくに
返事がないからと詰め込める全てを文字に起こしてぶつけてた
程なくして気付く言いたいことなんてこんなにも小さかった
赤い赤いあの線は肌に肌に呑まれて消えちゃった
最初からなかったみたいに
遮った手の指の間見えた光が眩しくって
閉じた瞼の裏側のそのずっと奧の方へ行けたらいいのに
きれいな部屋、暖かい食事、憎みも見向きもしなくなった
指紋認証できないほど僕が僕じゃなくなってる
描いてた線は愛、金に飢えて日銭を稼げば十分と
どれだけ自分と生活の機嫌を取り続けるの
祈って祈ってただ祈って