しのび逢い
尾崎紀世彥
しのび逢い 歌詞
霜降ればぬれる外人墓地に
人目さけてしのび逢えば不意に涙
罪深いことと知ってはいても
今のふたり裁き受ける人のように・・・・
こんなにやつれはてたあの人
連れて行けぬせつなさ
ただ感じ合うだけ
港あかり涙まじり
あのひとがいとしい
出る船を送る大桟橋を
遠い過去をしのび乍らふたり歩く
あやまちは一度あの日の弱さ
今のふたり道に迷う人のように
はげしく思いこめてあのひと
すがる腕のかぼそさ
なぜ抱いてやれない
港あかり涙まじり
あのひとがいとしい