裏切りの薔薇
Luna
裏切りの薔薇 歌詞
歌唱:Luna
優しい風に包まれた穏やかな街並み
少女は名を偽り城に潛入し仕えていた
いつも笑顔絶えず光が降り注ぐ
一片の夢は遠く過ぎる日々
目に映るもの全てが眩しすぎて光の差し込むこの庭で
自らの使命さえも忘れて夢中で時間を重ねるの
ある日庭師の老人が少女にこう言った
「この薔薇の花束を王子様に屆けてくれないか」と
國中に慕われ愛された王子を
少女は妬みその薔薇呪を唱え
夢の狹間で揺らめいた鮮やかなその色彩に過去を映し
真紅に染まる美しい薔薇は毒々しく輝くの
空っぽの部屋は光に照らされて薔薇は美しく色付いて
見惚れてる少女の後ろから不意に
「綺麗な薔薇だね」
薔薇色に染まる少女の瞳には蒼き瞳の王子様
戀に落ちた二人に咲く花はそっと包むように香るのでした