ATLANTE
島みやえい子
ATLANTE 歌詞
遠くで稻光がひかってる
やがて轟く空から雨が放たれて
君がにぎりしめて離せないと思うもの
ひとつひとつその手の中から
溶けて流れてゆく
遠くで稻光がひかってる
時は刻むことを忘れただ風になる
そして細胞の記憶が
まばたきのたびに蘇って滿ちて
君はアトランテの記憶を
手放したその手にとり戻せるから
どんな遠まわりをした旅も
やがてひとつの場所にたどり著く日が來る
もし私が先にそこで君を待ってたら
なつかしいエンレイ草を一輪私に差し出して
何もかもが成就してゆく日は
好きな花の香りにつつまれていたいから
拍動をくり返す宇宙
集められそしてまた擴がってゆく
だからアトランテはふたたび
五感つきぬけてここへやってくる
遠くで稻光が光ってる
もうすぐ新しい未來の扉が開くよ