録り下ろしミニドラマ
小西克幸
録り下ろしミニドラマ 歌詞
おや、あなた、なぜこのお晝間に
哎呀是你啊,為什麼大白天的
許可なく立ち入るなど言ったはずですから
我應該說過沒經過同意不准進去的吧
ああ、この肖像畫が気になるですか?
啊,你很在意這幅肖像畫嗎?
あなたもそれが見る面あるですね
你也覺得那個值得一看呢
これに目をつけると
盯著這邊看
彼は前代の逆巻家の王ですよ
他們是上一代的逆卷家的王
よくご覧なさい
請好好觀賞
手に剣が握られているでしょう
手上是握了把劍吧?
この剣は逆巻家に代々伝わるものです
這把劍在逆卷家代代相傳
エデンによる世界樹の力によって生まれ、
從伊甸園中的世界樹力量中誕生
その力を得たものだけが、
據說只要得到了那種力量
手にすることが出來るという
就能得到想得到的東西
力を持ったむものは、
擁有力量的人
觸れることすら構わない
就算碰到(那把劍)也沒事
そう、きっと今の私では
對了,現在我我一定......
うん、いいえ、なんでもありません
嗯,不,沒什麼
立場はわきまいていただきたいですね
請搞清楚自己的處境
人間風情が私を心配するなど本來やってないこと
我本來就不需要被像人類似的被你擔心
あなたは、我々ヴァンパイアにすべて奪われるの存在
你的一切都被我們吸血鬼奪走了
まだ理解できないのですか
還不明白嗎?
口先だけの謝罪には、騙されませんよ
僅僅是口頭道歉,還騙不到我
仕方がありません
真沒辦法
このような場所であなたの相手するなど
在這種地方把你作為對象
不本意に極まりないですから
真是不情願極了
自らの立場を理解いていただくためにも
為了讓你搞清楚自己的處境
あなたを教育をし直して差し上げましょう
就讓我來重新教育你一下
さあ、血を差し出しなさい
快把血給我吧
あなたの価値はそれだけなのですから
你的價值也只有這些了
相変わらず、あなたの血は、
你的血依舊是
舌がしびれるような甘さですね
甜到舌頭髮麻了
わたしを駆り立てる、不思議な力がある
有種不可思議的力量在驅使著我
この後に及んで抵抗するとは
現在還在做這種抵抗
今ではわからなっかたですか?
你現在還不知道嗎?
あなたは決して
你絕對是
私に逆らえる立場ではないとは
沒法違抗我的
どうやら吸血ではお正気にならないようですね
看來被吸血了還是沒法清醒過來呢
ならば、いっそう、
那麼,更刺激點吧
城の地下にでも閉じ込めてしまいましょうか
把你關進城堡的地下吧
あなたのかわりなど、いくらでもいますから
你的替代品什麼的,要多少有多少
想像してご覧なさい
請你想像一下
地下牢でひとり、その傷害を得る自らの姿を
獨身一人在地牢裡,看著自己受到傷害的樣子
冗談ですよ
開玩笑的
ですがやはり、
不過果然還是
人間は死というもの絶対的な恐怖を抱いっているですね
人類對死亡這種事物,抱有絕對的恐懼。
理解できません
無法理解
我々にとって、死は祝祭の始まり
對於我們來說,死亡是慶祝的開始
あなたにはわからいないでしょうが
你是不會明白的吧
永遠に生きるものにとって、
對於永生的事物來說,
それに終止符を打つ瞬間こそが
打上休止符的瞬間才是
至上のもの、祝うにふさわしい
至高無上的,值得慶祝的
先程教えて差し上げだす肖像畫が
剛才給你講解的肖像畫上
手に取っていた剣も
手裡拿著的劍也是
祝福の剣と呼ばれているくらいですからね
也算是能被稱為祝福之劍
死を與える剣は、
能賜予死亡的劍
祝福の象徴とも言えるでしょう
也可以說是祝福的象徵了
うえに、逆巻家の家紋にも使わているのです
而且,也用在了逆卷家的家徽上。
當家の家紋は翼が大きく広げたヴァンパイア
我們家的家徽是張開巨大翅膀的吸血鬼
いわゆる、翼の一瞬が、
據說是翅膀能在一瞬間
世界樹の力を宿す祝福の剣を守るといった構図になっています
就能形成守護著蘊藏有世界樹力量的祝福之劍的構圖
この家紋のことを、
據說這個家紋
ヴァンパイアが魔界を全ていること暗に示しているという
能讓吸血鬼在黑暗中向整個魔界展示
短絡的な識者もいますが、私からにすれば
在我看來,也有武斷的有識之士呢
なんですか、その顔
這副表情是怎麼了
その態度、どうやら本當に閉じ込められたいようですね
這種態度,看來你好像很想被我關起來呢
いいでしょう
好吧
お仕置きは終わりです
懲罰到此結束
あなたの望みよう、葉えて差し上げますよ
那就如你所願,為你實現吧
さよなら、やれやれ、
再見了,哎呀哎呀
そんなに嫌なのですか?
這麼不情願嗎?
では、ひとつアドバイスを差し上げましょう
那麼,給你個忠告吧
少しでも長く生を全うしたいと思うのなら
你要是想活長久點的話
自分の立場を認め、従順になることです
就搞清楚自己的處境,然後順服於我
餌として、最大限に盡くすことができれば
作為食物,能最大限度地做到能做的事情的話
あなたに対して、
對於你來講
それなり平穏を與えるよう考えるかもしれません
我想也許能讓你過得安穩點
怖いのでしょう?
害怕了嗎?
ヴァンパイアの城に、人間がひとりなんですからね
人類獨身一人在吸血鬼的城堡裡
この先一體どうなるのか?
今後將會變成怎麼樣呢
不安に支配されているではありませんか?
難道沒有被不安所支配嗎?
その恐怖から解放されたいのなら
如果你想從這種恐懼中解脫出來的話
どうすればいいか
你該怎麼做才好呢?
わかりますよね
你知道的吧
私の餌となるか
要成為我的食物呢?
それとも、ここで終わりを迎えるか?
還是說,要在這裡迎接終結呢?
あなたはどちらを選ぶのですか?
你要選哪個呢?
どうするのですか?
你要怎麼做呢?
よろしい、
好吧
それでは、あなたの望みの通りに
那麼就如你所願
吸って差し上げましょう
來吸你了
口元が歪んでいますよ
嘴都歪了
キバがそんなに痛いのですか?
獠牙就讓你這麼痛嗎?
ですが決めたのでしょう
不過你不是決定了嗎?
自分自身の意思で、私の餌になると
你可是自己心甘情願,成為我的食物的
決斷したからには全うなさい
既然做了決定,就得完成
あなたはもう、
你已經
人間としての価値すら、捨ててしまうたのですから
捨棄了甚至作為人類的價值
それ、私は知っています
那個,我是知道的
痛みの先には、快楽があると
在疼痛的前方,正是快樂
いずれはあなたは自ら私を求めるようになるでしょう
早晚你都會親自渴求於我吧
それまでの
辛抱ですよ在那之前要先忍耐哦
その表情、ひどくだらしがない
那種表情,也太放蕩了
信義の欠片もありませんよ
一點都不講信用
まあ、餌こと気にそんなものを求めても、
算了,明明是個食物,卻對這種地方有要求
無駄でしょうけど
可也沒啥用
されるがまま、私吸われ続くだけ哀れな存在
你就是個只能被我不斷吸血的可憐的存在
それが、あなたの価値です
那就是你的價值了
いいのですか?
好了嗎?
本當にやめてしまっても
就算你真的想讓我停下
あなたはまだ慾望に忠実になれていないのですね
看來你還是沒習慣於忠於慾望呢
ほら、どうですか
你看,怎麼樣?
もうこの程度では痛みなど感じられないでしょ
已經感覺不到這種程度的疼痛什麼的了嗎?
むしろ喜びすら覚えているのではないですか
難道是說,甚至都不記得愉悅什麼的嗎?
やはり、いい加減認めなさい
果然,你差不多該承認了
あなたはすでに、溺れてしまったのです
你已經沉溺其中了
どんなに抗おうと快感を得たいという慾望からは逃れられません
無論你怎麼反抗,都無法從想要得到快感的慾望中解脫出來
あなたの所詮は、快楽の下僕に過ぎない
你說到底不過就是個,臣服於快感的奴隸
それでいいのです
這就足夠了
靜かにしてください
安靜點
まったく、はしたないですね
真是的,太下流了
これでは他の兄弟達が來てしまうかもしれません
這樣沒準別的兄弟們會過來
私は彼らと違て
我跟他們不一樣
複數であなたに群がるような下品な趣味が持ち合わせていないですよ
我可沒有那種多人聚著你玩,那種低級趣味
なので、くれぐれも、聲を抑えてください
所以說,一定要壓低聲音
あなたにはまだまだ、
你還遠遠沒有
私の渇きを満たしていただけなければならないのですから
滿足我的干渴呢
このまま、気を失うまで血を吸って差し上げましょう
就這樣,把你吸血吸到失去意識為止
快楽の果てに訪れるものが何か
在快樂的盡頭,會有什麼來臨呢?
あなたも、興味があるのではありませんか?
你不是也挺有興趣的嗎?
餘程は私を恐ろしいようですね
看來你相當害怕我啊
安心なさい、
請放心點
次第にそれすらも考えられなくなりますよ
我會讓你漸漸地連那個也變得無法思考的
今のあなたは、生きることへの執著と、
現在的你對生的執著
快楽への渇望がセミにあっているだけ
以及對快樂的渴望各佔一半
そんなくだらない葛藤など早く捨てて
快點放下那些沒用的內心糾結吧
落ちる所まで落ちればいい
想墮落到哪裡就墮落到哪裡吧
あなたはもう、私のキバから逃れられない
你已經無法從我的獠牙下逃離了
決して、逆らえないのですから
絕對沒法反抗我了
さあ、このまますべてを委ねなさい
那麼,就這樣把一切都交付於我吧