熱情
渡辺美里
熱情 歌詞
戀が音もなく降りつもる
軋むベッドに肌に淚にこの唇に
熱をおびた空はゆっくり紫色の朝を染めてくまどろむように
脫ぎしててしまいたい
弱い自分も白いシャツも
燃え盡きてしまうほど
求め合うふたつのココロ今
遠く手をのばす光集めて
過去も永遠も羽ばたくように
見えない傷口が深く廣がってゆくような熱情を
甘く哀しい歌のように離れられず繰り返してる
戀が音もなく降りつもる
やけに指輪が重く感じる土曜の午後
少し亂暴なやり方で寂しくならないように自分を試したりした
デジタル時計の
數字がバースデイを燈す
きれいな時間だけ
重なり響き合うように今
雲がちぎれてく季節を乘せて
發をなびかせて指をからませ
胸に橫たわる痛みを分け合うような熱情は
不確かな戀に身をゆだねてそれでもまだ信じあえるの
見慣れた世界が
輝きを增してゆくように
小さな祈りも
輝きに變えてゆくように今
遠く手をのばす光集めて
過去も永遠も羽ばたくように
見えない傷口が深く廣がってゆくような熱情を
甘く哀しい歌のように離れられず繰り返してる