ひとつよがりの逃避行
みぃ
ひとつよがりの逃避行 歌詞
さぁ隠れなくちゃ世界が百數えるその前に
きっと此処なら大丈夫二人じゃ狹いから溫かい
徐に頭に乗った枯れ葉除けたなら
計算盡くだなんて強がって笑う
この心は何に化けたのかしら?
その聲が途切れて屆かない時も
卑屈じゃなくて君を視続けよう
ひとつ微笑み「ねぇ、もういいかい?」震えは止まってた
さぁ逃げ出そうか僕らが拍を止めるその前に
きっと個々なら諦めた震えを二人分誤魔化して
徒に針の様に立てた爪掻いたのに
君の跡だなんて強がって笑う
この心は膨れ上がるのかしら?
この夜が遙かな光を消しても理屈じゃなくて君を見つけるよ
ふたつ重ねた手に「ねぇ、まだだよ」震えが止まるまで
一つ木枯れてこの手離れて
君の顔さえ思い出せなくて
瞳焦れて孤獨が暮れて
何も出來ずに光のないこの宙を見上げたよ
位置から始終を感覚で數えて
零れた理詰むにいつものことだって走り出したよ
あの聲が見放つ「ねぇ、もういいかい?」
喉を幾度も嗄らした「まだだよ」
ひとつ強がりだけで辿り著く手の鳴る方へ
歌が二人の距離を繋いだら軌跡じゃなくて君を見つけるよ
ふたつ溫度が重なる「もういいよ」君の音を上げるまで
いつか來る未來泣き腫らした目
映るこの瞳も同じ様に紅く
膝を抱えたその手を強く
引き上げたなら強がるんだ
何度でも「見つけたよ」