怪物
GOMESSKairi
怪物 歌词
ゼロ歳 生まれた
記憶はないけど 空気に触れた
声を上げた 人喰いたかった と思う 多分
一歳
かあかあの手をつかんだ僕は自分の名前を知った
柔らかいものが好きで
そこにある炊いた烏賊嫌いだった
二歳 ビデオよく見てた
生き物が好きだった ごくものは嫌いだった
おかしいことになんとなく気づいていた
三歳 人形遊びをしてた
一人一人名前を付けてみた
狭い箱の中に世界を作った
僕も彼らも変わらなかった
分かった途端 悔しくなった 泣いた
かあかあを呼んだ
かあかあは抱き締めてくれた
よりかごに載せられた僕は乳母車を飛び越えた
暗くなるまでといい 扉を開かれた
いよいよだと思った
始まりを感じた
僕はその日その気持ちその光景を忘れない 長い瞬きだ
僕はその日その気持ちその光景を忘れない
長い瞬きだった
空は真赤だった
怪物
四歳 写真を拒むようになった
僕は僕がおかしいことに気がついていたから
この頃何かを作るのが好きになった
多分 全部 嫌いだったから
五歳六歳 嘘をつくようになった
本当を話すとバカにされてしまうから
皆が喜ぶ作り話を考えた
相変わらず何かを作るのが好きだった
手につかめると あるみたいで安心できた
ないものばかりだから
ないもの飲んだりばかりで辛いなあ
積み木でビルを作って 次にミニカーを突っ込んで
田頭の生き物たちは鼓動で逃げようとするんだけど
僕は優しいから 全員助けてあげたんだよ
七歳 誰とも仲良くなれた気がした
名もない花にさえ泣いたのは僕は噓つきだから
階段から落ちされたり ノート破かれたり
Noと言わない 僕はYeah ともYesただあえてばかり
友達は皆サプライズが好きだった
時々辛い顔をしても 最後は笑えていた
怪我した傷は 仲良しの絆
八歳 大体嫌いなまま 何かおかしいまま
笑顔 僕は嘘を続けた
それでも皆 気が付かないし
それが楽だから別に 僕はよかった
かあかあはひどいって言うんだ
ひどいのはかあかあだって同じだ
何にも気づいてない
何時に帰ったとか おかずは残したとか
どうでもいいことばっかり
バカなのかな
イライラしてる また被害妄想かな
一体どうしよう 意味ないかな
もう どうでもいい かあかあなんて嫌いだ
九歳 皆友達になった
テストはいつも百点
で逆転のチャンスには絶対に手を入れるキャプテン
バカな勉強の面倒は見るし
皆が嫌なことは全部 全部 全部 全部僕がやった
全員に平等 愛するよく 接してよく けど
僕のことを勘違いしてる クズたちはゴミ野郎だ
僕が息を吸ったら 息を悪らつ使えるんだ
こっちはいい気持ちなのに いきなり言いがかりつけてくるあいつ
(消えろ)
Ah?(消えろ)
誰だよ お前 うるさいよ 消えろ(分かった)
]皆うるさい(うるさい)
僕は正しい(正しい)
嫌いだ(嫌いだ)
みんな間違っている(間違っている)
正しいのは(正しいのは)
僕だけだ(僕だけが)
僕だけよ(僕だけ)
僕だけが
(もういい)
I don't know(when) I don't know(where)
I don't know(who) I don't know(what)
I don't know(why) I don't know(how)
I don't know(when) I don't know(where)
I don't know(who) I don't know(what)
I don't know(why) I don't know(how)
I don't know
十歳 いつものように公園で遊んでいた
友達は笑っていて 空は青くて いつものようだった
嗚呼 空が青かったんだ