致支量
ゲキヤク人間合格
致支量 歌词
自堕落の中で育った黒
倦怠感で吐いた袋
快楽狂いを慰めるために
虚シク気散ジ致シマス
風邪薬ひとつ二枚一箱
二十四錠をくださいな
ぷかぷか 酔い漂って
もやもや 障る蛍光
その奥に居るあなたを待った
再び視界が晴れるまで
通じたつもりで綴った文
差し出した手を止められた意味
「息が詰まりそう」「頭が痛い」
あんたの悲鳴はただ軽い
自堕落の中で生えた角
あたしはそうよ この世の鬼よ
加虐嗜好を慰めるために
虚ノ中ニ飛ビ込ミマス
風邪薬もっと酔わせて頂戴
そこにあるだけをくださいな
ゆらゆら 床も歩けず
ぼやぼや 増える喧騒
警報音が耳元で鳴る
数枚だけでは飽き足らず
その瓶にも手を出すのね
あたしの中に入ったあなたは
壊れることをやめない
ぐらぐら 腸が上り
じりじり 忘ずる記憶
その果てで泣く
あなた いやあたし
醒めては狂い狂った
娑婆か己が狂った
残ったものは増えた致支量
何もかもが去り元通り