セイメイトリガー
拠鳥きまゆ朝比奈こん
セイメイトリガー 歌词
放つ声は世界染めてゆく
響き渡れセイメイ
彼方、光繋ぐ旋律張り裂けるまで
鈍色の空に黒い雨が踊っては
淘汰される有象無象を嘲笑う
「死にたくない」なんてその程度の意思では
この戦場で残れない
叫びたがっている心の奥
鏡映しで終わらせないから
(ずっと)孤独の闇の中 (消えない)星を探している
(想いは)ここから(走る) 狼煙を上げて飛び出せよ
放つ声は世界染めてゆく
響き渡れセイメイ
彼方、光繋ぐ旋律張り裂けるまで
名もなきものたちを撃ち抜いて
未来はきっと、願望でも奇跡でも成しえない
ただの“真実”だ
傷痕が癒える暇もないままにまた
新たな傷が重なり合って増えてゆく
誰がために歌って、誰がために戦う?
まだ識えているさ
震える身体 「怖くない」なんて虚勢も
(きっと約束さえいらない 覚悟がここにあれば)
全て背負い込んでさ ここにいること 証明しにいこう
(言葉ひとついらない 声の限りに戦え)
本能が涙飲んでは“次”を望んでいる
もっと高く もっと遠く 拳あげて
ずっと見たことのない場所目指している
誰も真似が出来ない武器で
心撃ち抜いてゆけ
迷う時間はないだろう
声が枯れるまで 絶対的な存在表現を
血の味、今も覚えてるなら
あがけ、もがけ、進め、先へ
足跡辿っちゃ見えない
不確かでさえ“確か”にしてゆく
この身燃ゆるセイメイ
霞む明日に伝う決意 朽ち果てるまで
誰かの不正解を越えてゆけ
標持たないものじゃ触れられない心臓は
昨日より前へ
叶わない夢ならいらない
叶えるためにここにいるのだろう?
(そうさ)記憶の海の中 (この手で)刻まなきゃいけない
(心は)今でも(駆ける) 諦めはしないから だから
飛びこむのさ
当たり前を上書きしてゆく
さらけ出せよセイメイ
幼い指が握る引き金 絶対離さない
放つ声は世界染めてゆく
響き渡れセイメイ
彼方、光繋ぐ旋律張り裂けるまで
色あせてる今を撃ち抜いて
たとえ現実が見限っても馬鹿みたく歌おうか
ここが“真実”だ