それを僕は強さと呼びたい
楠木ともり
それを僕は強さと呼びたい 歌词
悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは
流され続ける僕らのわずかな抵抗だ
何一つ生まれない日も生きていること
それを僕は強さと呼びたい
同じ夜を過ごしているんだろう うずくまり膝を抱えて
重なっては溢れていく胸の痛みには
答えなんかなくていい
思い出は滲んで 未来は真っ黒だ 臆病な奴だって笑うかい?
ここで泣いたっていいけど 君の思う壺になるのは嫌なんだ
静かな朝を待った。
悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは
流され続ける僕らのわずかな抵抗だ
何一つ生まれない日も生きていること
それを僕は強さと呼びたい
違和感には気付いていたんだよ だけどただ好かれていたくて
君だって似たようなもんだったじゃないか
僕を責められるか?
愛されたいがうまくいかない 「考えすぎだ」って人は言うさ
まあいいか、って割り切れたらいいのに
わかってくれなくていいけど 君と同じ顔になるのは嫌なんだ
静かに風が吹いた
美しさや感動さえ その辺でもらえる世界でさ
舐められ続ける僕らのわずかな本能が
捨てられないもどかしさに火を灯すとき
それはいつもひとりぼっちだ
「楽になれよ」って 誰かが囁いた
暗いみずうみへ引きずり下ろされそうだ
甘ったるい地獄へどろり飲まれていく ああ
ここで泣いたっていいけど 君の思う壺になるのは嫌なんだ
静かな朝を待った。
悲しいとか悔しいとか 簡単な言葉にしないのは
流され続ける僕らのわずかな抵抗だ
何一つ生まれない日も生きていること
無様だっていい
美しさや感動さえ その辺でもらえる世界でさ
舐められ続ける僕らのわずかな本能が
捨てられないもどかしさに火を灯すとき
そうさ、いつもひとりぼっち
それを僕は強さと呼びたい