未来の栞

一番線褪せた緑の列車乗って
乗車券は一指の涙
海岸線走っていくの桟橋まで
昨日には卒業して
分かってるふりで
泣かさないで
戸惑いもすべて
あなたへと走り出した願い
この奏で
夢の入江で待っていて
未来の栞を真っ白な
飾り付けようやく済むから
あなたの時計
午前七時が刺して咲く頃
小さな恋はほら咲くでしょう
固くまま心に惑うドレス脱いて
吹く風がちょっと冷たい
リットルの中詰めた手紙
さよならが始まりになる
分かりかけてのに
蜃気楼みたい
鉄角じゃ溶けない
でも答えを探し会える
今が愛しくて
未来予報が外れだって
二人でいれたら
毎日悲しみに涙にしないよ
恋ひとしずく
優しく私を包んでいく
下がりのひつがありがとう
夢の入江で待っていて
未来の栞を真っ白な
飾り付けようやく済むから
いきろぐなんで
神様も知らない
あなたへストリートも
耳まで聞かせたいから
あなたの時計
午前七時が刺してまだ咲く
大きな愛ほら巡くの