命動
島爺
命動 歌詞
きっと輪廻の剎那に僕らは浮かんでる
不確かな感情を宿す
切っ先に込められた幾つものそれが
巡り巡り手を結んだよ
渇きの歌聲と不躾な雨が
いつもの畦道に降りて
涙を隠すように僕らを導いている
砕け、雷鳴響け、天聲儚い夜に咲く炎を
煤けた過去も抱いたままで燈すから
唸れ、殘響穿て、閃光躊躇いさえ焦がす聲で掻き消して
靜寂に浮かぶ命動揺り起こして、世界を
栄光と虛無の狹間に僕らは潛んでる
いらずらに衝動を肥やす
真っ新で鳴らされた無邪気な音が
穢れを孕んで燻ってる
恨むほど研ぎ澄まされ光には妙に臆病で
歪な律動ほど青く揺れた火焔を秘めて
忘れないように
孤獨が育てた憂いの白刃が
その胸の奧に屆けば
怠惰をなじるように僕らを導いている
砕け、雷鳴響け、天聲儚い夜に咲く炎を
煤けた過去も抱いたままで燈すから
唸れ、殘響穿て、閃光躊躇いさえ焦がす聲で掻き消して
靜寂に浮かぶ命動闇を切り裂く命動
呼び起こして、世界を